腸脛靭帯の適切なマッサージに

ランナー膝の仕組み 腸脛靭帯の図
右大腿部を後面から見たときの筋肉図     

 腸脛靭帯とは、その名のとおり「腸骨(骨盤の左右のでっぱり)」と「脛骨(膝から下の骨)」とを結ぶ長い靭帯のことです。

 

 腸脛靭帯は長距離を走ることで負荷がかかりすぎて炎症をおこしてしまうこと(ランナー膝と呼ばれることもあります)がよく知られていますが、その予防・改善法の一つとして、適切なストレッチやマッサージが効果的と言われています。ただ、大腿部外側はとてもデリケートなため、他人に適切なマッサージをしてもらうのがとても難しい部位でもあります。

 

 揉みの木シリーズを使ったセルフマッサージなら自分自身の感覚を頼りに刺激の強さを微調整できるため、このようなデリケートな部位でこそ力を発揮します。

 

 最も重要なのは「翌日以降、疲労が確実に回復していること」であって、「圧している時の気持ちよさ」ではありません。この両者は必ずしも常に一致するものではなく、「圧している時は気持よかったけれど、翌日は痛みが残った」とか、「圧している時は強すぎるかなと思ったけれど、翌日はとても快適だった」など、人それぞれ、部位それぞれに違います。

 

 健康グッズでセルフケアを行うにあたり留意して頂きたい点です。